チーム内序列:レギュラー候補

ノルマ:レギュラー定着と残留への貢献

目標:シーズン後のアーセナル復帰

文=遠藤孝輔

■今シーズン最初の公式戦は右ウイングで先発出場

コットブスとのDFBポカール1回戦で先発出場を果たすと、クロスバーを直撃するシュートや裏への鋭い飛び出しを披露するなど、右ウイングとして相手に脅威を与えた。目に見える結果こそ残せなかったが、2部リーグで戦っていた昨シーズンのラスト3試合で出番を得られなかった浅野拓磨にとっては、決して悪くない滑り出しだろう。

浅野自身が認めるように、ドイツ1年目は大きなインパクトを放てなかった。昇格に貢献しなかったわけではなく、ハネス・ヴォルフ監督から期待を寄せられ、主戦場だったウイングのみならずインサイドハーフも経験。レギュラーに定着した時期もあり、最終的にはフィールドプレーヤーで7番目の長さとなる1679分の出場時間を記録した。

サンフレッチェ広島時代よりプレーの幅は確実に広がっているが、肝心の“数字”を残せなかったのが反省点であり、新シーズンへの持ち越し課題となる。対戦相手のクオリティーが上がるトップリーグで、フィニッシュの精度をどれだけ高められるか。とりわけ改善が必要なのはGKとの一対一だろう。裏への飛び出しや味方との好連携で決定機を迎えながら、絶好のチャンスをフイにするシーンを減らしたい。

相手のレベルが上がる以上、チームが作る決定機は昨季より減る見込みだ。したがって、ここぞという場面での集中力も問われるだろう。カールスルーエとのダービーで2戦3発と輝いたような勝負強さをコンスタントに発揮できるか。

■同世代のライバルとの切磋琢磨が成長を促すか

最大の得点源であるジモン・テロッデや主将のクリスティアン・ゲントナーらとは異なり、チーム内で不動の地位を築いていない浅野には、当然ながらレギュラーを争うライバルが多い。コットブス戦で起用された右ウイングなら、カルロス・マネが強力な競争相手になる。ただ、この快足アタッカーは膝のケガで前半戦を欠場予定。マネが戦列に加わるまでは、ドリブル突破力に高い得点力も備えた新戦力で、DRコンゴ代表のチャドラク・アコロが最大のライバルとなるだろう。ちなみにマネは同じ94年生まれで、アコロは95年生まれ。こうした同世代との切磋琢磨が成長に結びつく期待感はある。

その一方で、左ウイングで定位置を掴む可能性もある。現在の一番手はやはりドリブラーで、パンチ力のあるシュートを武器とするヨシプ・ブレカロ。このU-21クロアチア代表はコットブス戦で1ゴールと好スタートを切ったが、まだ19歳と若いゆえに荒削りで好不調の波が小さくない。年間を通してフル稼働した実績もないため、浅野やアメリカ代表のジュリアン・グリーンにとっては付け入る隙があるはずだ。

ヴォルフ監督がウインガーを廃した4-4-2を採用する場合は、2トップの一角での起用も考えられる。FWの1枠はテロッデで埋まるため、彼のパートナーの座をダニエル・ギンチェクと争奪することになるだろう。フィジカルに長けた本格派のセンターフォワードで、浅野とは対照的に、昨シーズンの終盤に指揮官の評価を高めた。かつてドイツ代表入りを待望されたこの男が完全復活を遂げるようだと、実績で劣る浅野の分は悪くなりそうだ。

■アーセナル復帰には最低でも二桁得点が求められる

浅野の強みは言うまでもなく傑出したスプリント力だ。その長所を活かせる機会は昨シーズンより訪れるかもしれない。2部では守備に比重を置くチームとの対戦が多く、シュトゥットガルトの攻撃陣にとってはスペースが広がっていない場合が多かったが、今シーズンはその逆が想定される。自陣の深い位置で相手の攻撃を凌いでから、浅野のスピードを活かした高速カウンターに活路を見出すケースが増えるのではないか。

もっとも、浅野に期待されるのはやはり目に見える結果を残すこと。保有権を持つアーセナルに即戦力として復帰を果たすには、最低でもブンデスリーガでシーズン二桁得点を挙げた実績が必要になるはずだ。かつてポドルスキは年間18ゴールを叩き出して、ケルンからアーセナルへステップアップした。移籍金が発生した例のため一概には比較できないが、それほどのインパクトを残さずしてロンドンへの道は開かない。

昨季のパフォーマンスやシュトゥットガルトでの現状を考えれば、チーム目標の残留に主力として貢献できれば御の字だが、浅野のあのスピードにはやはり夢を見ずにはいられない。かつての香川のように初参戦のブンデスリーガ1部で輝きを放てるか注目だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170817-00000020-goal-socc

コメント一覧
無理
そもそもアーセナル移籍した時に「は?」ってなったわ
そもそも実力がない
怪我しなければいいよ
成長してる感じがない
むしろ自信喪失で劣化してる感じ
こんなのいたな
アナルに戻る必要ないでしょ
仮に戻れてもどうせパンキ(パンキ外)になるだけだし
今年シュツットガルトでスタメン取って買い取ってもらえるように頑張るほうがいい
100%無理だって誰にでもわかること記事にすんな
そんなのもう無理だから諦めろ
アナルも期待してないだろ
古巣広島復帰への最低条件は?の方がまだスレが伸びる